ジャンボフェリーの歴史年表
明治 10 年 西南戦争が勃発。神戸が海上輸送基地となり瀬戸内海全域で海運ブーム発生。加藤海運商会(後の加藤汽船)が讃岐松平藩から船2隻の払下げを賜り、大阪・神戸~香川の米穀類等の輸送を開始。
明治 17 年 西南戦争後の松方デフレによる海運不況。瀬戸内海の中小船会社が統合し、大阪商船(後の関西汽船)設立。大阪・神戸~香川の貨客輸送は大阪商船と加藤海運商会の二社体制となる。
昭和 3 年 4 月 加藤海運商会が、貨客船による大阪・神戸~香川の一般旅客定期航路を開設
昭和44年11月 加藤汽船が、関西汽船との共同運航により、神戸(青木埠頭)~高松を結ぶカーフェリー航路「ジャンボフェリー」を開設(1日10往復20便)。
世界最大の双胴型カーフェリー「こんぴら」就航。
昭和45年11月 同型船「りつりん」就航
平成 元 年12月 スターン・スプリット型高速カーフェリー「こんぴらⅡ」就航
平成 2 年 2 月 同型船「りつりんⅡ」就航
平成 7 年 1 月  阪神淡路大震災により神戸港が大きな被害を受ける中、お風呂シップ(ライフラインが途絶した青木地区で、浄水の補給のため高松~神戸を往復しつつ、被災された方々に船内浴室を開放)として活躍[出典:H7.8神戸運輸海運監理部報告書]。
平成10年 14月 明石海峡大橋開通
平成11年 3 月 神戸港の埠頭を青木から新港第3突堤に変更(1日5往復10便)。
平成15年10月 ジャンボフェリー株式会社が、加藤汽船から航路運営を引き継き、本航路の運航を継続。
平成16年 8 月 高速バス・フットバスと共同で、フットバス大阪なんば線の片道とフェリー片道をセットにした「フェリー&バスセット券」発売開始
平成17年 7 月 高速バス・フットバスと共同で、フットバス神戸線とジャンボフェリーとの共通利用券の発売開始(日本初のフェリーと高速バスとの共通の乗車・船券)
平成18年 4 月 神戸MKと共同で「関西空港プラン」(関西空港行きの乗合タクシーとジャンボフェリーとの乗り継ぎ)開始。
平成18年 9 月 第一回「讃岐うどんスタンプラリー」(~同年10月。参加店:まんどぐるま・枡うどん・さぬき麺業・山神うどん)を実施[出典:H18.9.15神戸新聞]。
平成18年11月 世界初のETC乗船システム(ETC車載器を利用したフェリー料金の自動決済サービス)を導入[出典:H18.11.29朝日新聞・産経新聞・神戸新聞・四国新聞]。
平成19年 2 月 平成レンタカーと共同で「うどんナビ付レンタカーセット」(高松フェリーのりばでレンタカーを受け渡し)を開始。
平成19年 2 月  バレンタインデーを記念し、「カップル無料乗船」を実施[出典:H19.2.8四国新聞]。
平成19年 6 月 香川県内で深刻な水不足が発生する中、船内タンクを活用した「水の緊急輸送実験」(神戸港から高松市内の幼稚園プールに水を運び込み、園児に水遊びを提供)を実施[出典:H19.6.28朝日新聞・四国新聞・神戸新聞・日経新聞、H19.6.29読売新聞]。
平成 7 年 1 月 七夕の日を記念し、遠距離恋愛カップルを対象にした無料乗船を初めて実施 [出典:H19.7.3朝日新聞・神戸新聞] 。以降、毎年実施。
平成19年 8 月 クルマでフェリーに乗船されるお客様に対し、「フェリーでエコ・マイレージ」を実施。(陸路の自走と比較した場合におけるフェリー利用によるCO2削減量を実感していただくため、CO2削減量に応じたマイレージ・ポイントを発行する日本初の取り組み。)[出典:H19.7.19日経新聞、H19.8.24読売新聞]
平成19年12月 国土交通大臣から「交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰」受章[出典:H19.12.7国土交通省HP]。
平成20年10月 高速道路の大幅割引(土休日・深夜5割引)が始まる。
平成20年12月 南海フェリー(和歌山~徳島)及び宇和島運輸(八幡浜~別府・臼杵)と共同で「お遍路割引」開始。
平成21年 1 月 夜行便限定でシングル個室の販売開始
平成21年 4 月 1000円高速が始まる。
平成21年 7 月 1日5往復10便から1日4往復8便体制に変更
平成21年11月 船内でDVD及びDVDプレイヤーのレンタル開始
平成21年11月 スカイマークエアラインと共同で「フライ&クルーズキャンペーン」(~平成22年1月。内容:神戸空港発着のスカイマークの当日搭乗券半券でフェリー無料乗船)[出典:H21.11スカイマーク機内誌]
平成22年 1 月 四国運輸局が、高速道路の大幅割引によるフェリーへの影響調査を発表[H22.1.15四国運輸局HP]
平成22年 7 月 レディースルーム内に女性専用シャワールーム、朝シャンルーム設置。
平成22年 7 月 第二回「讃岐うどんスタンプラリー」(~同年8月。参加店:おか泉、山神うどん、なかむら、山越うどん、中西うどん、わら家)
平成23年 2 月 ウイラー・トラベルがフェリー・船のポータルサイトを開設し、ジャンボフェリーの乗船券のネット販売を開始[出典:H23.2.28共同通信]。
平成23年 3 月 石巻市に社員を派遣し、大型チャーターバスで支援物資(3600食分)をお届けする。
平成23年 3 月  小豆島寄港の技術的検証のため、こんぴら2、りつりん2両船それぞれ坂手港に試験寄港[出典:小豆島町HP]。
平成23年 5 月  神戸運輸監理部に神戸~小豆島航路を認可申請[出典:小豆島町HP]
平成23年 6 月  神戸~小豆島航路の認可。神戸市長表敬。さんちかで観光キャンペーン実施[出典:H23.6.28神戸新聞]。
平成23年 7 月 神戸~小豆島航路を開設[出典:H23.7.7四国新聞・読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・山陽新聞]。
平成23年 7 月 小豆島航路の就航記念「ふねタダのりのり祭り」(島内に宿泊したお客様は、車のフェリー代が片道無料)を開催[出典:H23.6.24旅行新聞、H23.7.8サーチナ・ニュース、H23.10.13トラベル・ニュース]
平成23年 7 月 ウイラー・トラベルが、東京~神戸ジャンボフェリーのりば間を結ぶ高速ツアーバスの運行を開始[出典:H23.6.8日経新聞]
平成23年 7 月 大川バスが、高松東港ジャンボフェリーのりば〜高松中央ICバスターミナル・高松中央IC南〜高松空港を結ぶ「高松空港シャトル・そらバス」の運行を開始
平成23年10月 小豆島町が、神戸~小豆島航路の経済効果について、直接効果は3ヵ月で3億円、波及効果は3ヵ月で5億円に達するとの調査結果を発表[H23.10.27四国新聞・日経新聞・読売新聞・毎日新聞・産経新聞・神戸新聞・山陽新聞]。
平成23年10月 高速バス・フットバスとの共同で「瀬戸内クルーズ・バスセット」発売開始

 

ウイラー・トラベルが、東京~神戸ジャンボフェリーのりば間を結ぶ高速ツアーバスの運行を開始[出典:H23.6.8日経新聞]